連なる鳥居に白狐が印象的な「佐助稲荷神社」
鎌倉でも人気のある神社のうちのひとつです。私も好きな神社で、一度はぜひ訪れて欲しい神社♪
初めての方にもわかりやすくご紹介してきます!
「佐助稲荷神社」って、怖いの?
なぜかよく聞かれる「怖いの?」シリーズ
私が参拝に行ったのは、9月のとても気持ちいい秋晴れの日。
その日は平日の午後で、私たち以外にも観光客の方の参拝が4,5組いて、すれ違いました。
また明るい晴れの日で、上の社務所には宮司さん、本殿に向かう階段には、ちょっと前の暴風被害の修復工事のおじさんたちが2,3名いたこともあり、いつもよりも関係者の人数は多かったと思われます。
そういうこともあり、結論から申し上げると、まったく怖くなかったです。
ただ、もし薄曇りや雨の天気で、行きかう人もいなくて、ひとりだったら、、、と想像すると、もしかしたらちょっと怖いかもしれません。
というのも、所狭しとすごい数の白狐が飾られていて、、、
かわいい顔というよりは無表情というかするどい眼をしているきつねさん達なので、その感じが苦手で怖いと思う人はいるかも。
個人的には、鳥居をどんどんくぐっていく感じが非日常な異空間で清々しく、怖さを感じることなく参拝できましたよ!
というわけで、特別怖がりじゃなければ大丈夫だと思いますが、私は霊感ゼロなので個人差あり!?
「佐助稲荷神社」の見どころは?
49基の朱色の鳥居
まず、拝殿につづく朱色の鳥居が幻想的で、とてもフォトジェニックな場所です。
公式HPには
鳥居とは神社などにおいて神が住む神域と人間が住む俗界を区画する結界であり、神域への入り口を示す門です。本殿の遠くから一の鳥居、二の鳥居と言い複数の鳥居をくぐるごとに神聖さが高まります。佐助稲荷神社はとても幻想的な空気の中に朱色の鳥居が49基建っています。深い緑に囲まれた佐助稲荷の境内は、今も隠れ里の雰囲気に包まれています。
とあります。
49基の鳥居をくぐりながら、神域へ浄化されていくイメージでしょうか。
住宅街の先に現れる幻想的な鳥居をくぐって、パワーチャージされてくださいね!
たくさんの白狐たち
とにかくたくさんの白狐たちがところ狭しといます!
公式HPによると
当時、開山良忠上人は佐介ヶ谷に住まわれていました。ある時、子供に虐められていた子狐を助けました。すると夢に親狐が現れ、悪病が流行る事を告げ、子狐を助けたお礼と共に薬種袋を残していったという事です。翌朝枕元に薬の元である種子があり、上人はお告げに従って種子を蒔くと3日の内に成長し、この薬草で多くの人の病を治しあがめられました。これは佐助稲荷のご利益だと考え、以来佐助稲荷に参詣するのが良いと人々に教えました。このことから、佐助稲荷では一対の白狐を供えて願を掛けるようになったのです。
参拝された多くの方が願かけて、お供えしたものなのですね!
ちなみに、この白狐は社務所でも購入することができます。
「佐助稲荷神社」のご利益は?
佐助稲荷神社は、源頼朝公ととても縁の深い神社です。
公式HPの「神社の歴史」より抜粋すると
社伝によると建久年間、初代鎌倉幕府将軍・源頼朝が畠山重忠に命じて「かくれ里の祠」を探し当て稲荷神社を再建させたと伝えられています。(建久1190~1199)頼朝は若い時、兵衛佐であったので佐殿と言われており、その佐殿を助けた神と言うことで佐助稲荷と言われています。佐助稲荷神社は頼朝が旗揚げの後征夷大将軍までのぼりつめたことから、別名「出世稲荷」と呼ばれ信仰を集めています。
これにより、名前の由来も源頼朝公で、頼朝公により再建され、その後大出世をした頼朝公
ものすごい強烈な出世のご利益があることがわかります。
「佐助稲荷神社」の御朱印
拝殿にむかって右に社務所があり、そこで御朱印の記帳をお願いしたり、お守りを購入することができます。
対になっている白狐もこちらで購入することができます。
御朱印帳がオリジナルでとても可愛かったので、今回の参拝の記念に、御朱印帳を購入&御朱印の記帳をお願いしました。
こちらすべて込みで、2,500円納めました。
御朱印については宮司さんがおられる10時~16時に、宮司さんがいらしたら、お願いすることができるようです。
「佐助稲荷神社」の拝観料
佐助稲荷神社の拝観料はありません!
お寺は拝観料が必要なところが多く、神社は保存・維持の為に必要なところ以外は、基本拝観料はなし(無料で拝観できる)です。
ですので、せめて参拝の際は、お賽銭をこころばかりでも納めたいと思っています。
鳥居の参道をぬけて、正面に拝殿があり、拝殿で参拝した後、その左にある階段をのぼって奥に本殿がありますよ。
ぜひ両方とも参拝されてみてくださいね。
「佐助稲荷神社」へのアクセス
佐助稲荷神社へは、鎌倉駅の西口より徒歩20~25分です。
残念ながら、近くへのバスルートはなく、また駐車場も近くにはない住宅街にあります。
銭洗弁財天への道と途中までほぼ一緒なので、細い道は観光シーズンですと、修学旅行生などでごった返している道です。
タクシーや人力車!?で行けなくもないですが、のんびり歩いでいきましょう。
レンタサイクルは、駐輪する場所がないので、あまりよろしくないように思います。
徒歩の場合は、途中坂もあり、また境内は階段がつづいますので、歩きやすい靴がいいでしょう。
ぜひこの神秘的な出世稲荷と呼ばれる「佐助稲荷神社」に、参拝されてみてください!
佐助稲荷神社
住所 鎌倉市佐助2-22-12 |
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