白旗神社とは、まさに源氏の白旗たなびく神社で、源氏一族(多くは源頼朝)を祭神としています。
頼朝公が御所を建てた「大蔵」の西側・西御門(にしみかど)にある白旗神社を紹介していきます!
2024年1月3日に参拝し、御朱印(書き置き)もいただいたので、そちらも併せてど
白旗神社の見どころは?
なんといっても見どころは、その祭神である源頼朝公のお墓のふもとにあるということ!
西御門という現在の地名としても残っている住宅地の一角に、ひっそりとあります。
奥には頼朝公のお墓、手前には頼朝公園があり、地元の子どもたちの遊び声がひびきます。
生活のすぐそばにある白旗神社であり、いまのわたしたちの暮らしを見守ってくれているようです。
多くの観光客でにぎわうスポットではありませんが、ぜひ源頼朝公ゆかりの西御門の白旗神社を訪れて欲しいです。
なお西御門にある白旗神社は、そもそも頼朝公が篤く信仰してきた小さな観音像が設置されてる場所にあります。
頼朝公亡き後、法華堂と呼ばれ、毎年命日の1月13日には将軍が参詣していたそう。
その後、明治維新の際に、寺は白旗神社に改め、祭神を源頼朝公とし、現在に至っています。
祭事として例祭が、頼朝公命日の1月13日に毎年行われるそうです。
白旗神社の歴史は?
白旗神社は、明治維新後に白旗神社となりました。
こちら神社に設置してある由緒記によると…
この地はもと源頼朝公居館(幕府)の北隅で持仏堂があり、石橋山の合戦にあたって髪の中に納めて戦ったという小さな観音像が安置され頼朝公が篤く信仰していた。
正治元年(一一九九)一月十三日頼朝公が亡くなるとここに葬り法華堂と呼ばれ毎年命日には将軍が参詣し仏事を執り行い多くの武将も参列した。
その後鶴岡八幡宮の供僧「相承院」が奉仕して祭祀を続け、明治維新に際し寺は白旗神社に改められ源頼朝公を祭神として今日に至っている。
現在の社殿は明治維新百年を記念して昭和四十五年に源頼朝公報恩会の方々の篤志によって造営されたものである。
初和45年というと1970年、いまから約半世紀以上前に造営されたものとのことで、現在の建物自体は特別古いものではないことがわかります。
白旗神社はパワースポット?
白旗神社の鳥居横に「勝運の神様 白旗神社」と木札が立てられています。
白旗神社は、鎌倉幕府を開いた源頼朝公の武運にあやかろうとする人が多く参拝していることから、勝運のためのパワースポットです。
ちなみに、参拝者のとても多い鶴岡八幡宮の境内にも白旗神社があり、例祭は毎年5月28日に行われています。
そこと比べると、こちらの西御門にある白旗神社は少し寂しい感じもします。
源頼朝公が質素倹約を率先して行っていたことから、もしかしたら、お墓やそれにまつわるこの白旗神社も後世の人達が派手には作らなかったのかもしれませんね。
ただ、なんといってもこの西御門にある白旗神社の場所が、頼朝公にとてもゆかりがある場所にあるので、そういう意味では全国にあるどんな白旗神社よりも勝運のご利益があるのでは!?
源頼朝公のお墓をお参りした際は、是非あわせて参拝してみてくださいね!
白旗神社の御朱印は? 拝観料は!?
白旗神社には、通常社務所がありません。
ただし、お正月の間は、仮設の社務所が設置され、書き置きですが、御朱印もいただけます!
2024年のお正月(1月3日)にお参りした際に、いただきました。
500円納めましたよ。
とても達筆で、美しいです!
また、拝観料はかかりません! 神社は基本、無料です!
白旗神社へのアクセスは?
白旗神社へは、鎌倉駅東口から歩くと約20分ほどでしょうか。途中にある鶴岡八幡宮からは10分かからない場所に位置します。
バスの場合は、鎌倉駅東口の(鎌倉宮行)または(金沢八景行)に乗り、「岐れ道」下車で、徒歩3,4分で着きます。なお、バスは週末は混んで時間通りに来ないことも多いのでご注意を!
なお、近くに駐車場はほぼない住宅地ですので、鎌倉駅まで電車で、そこから徒歩を個人的にはおススメします。
ちなみに、白旗神社の手前にある頼朝公園には、白旗神社がある地名である「西御門」についてのこんな案内もあるので、併せてお楽しみくださいね♪
◆白旗神社 西御門(にしみかど)
住所 鎌倉市西御門2-1-24
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