鎌倉最古の厄除け神社といわれる鎌倉・大町にある八雲神社の見どころ、歴史、お祭り、そしてアクセスをご紹介します!
八雲神社、鎌倉の見どころとは?
八雲神社は鎌倉に4つありますが、御朱印がもらえて、なにより鎌倉最古の厄払いの神社として有名なのが、鎌倉・大町にある八雲神社です。
鎌倉駅の雑踏を少し離れ、車が多く通る道から一本奥にはいった場所に八雲神社はあります。
まず、一歩足を踏み入れると、境内はとても清々しい空気に満ち溢れています。見どころは、こじんまりとしつつも、とても懐かしく親しみやすい境内!
そして、狭い境内にそびえたつご神木の立派なこと! こちらも必見です!
さらに、その根元には、大きくて立派なまん丸の石が2個鎮座しており、「新羅三郎 手玉石」とあります。
新羅三郎とは、源義光の通称。これは、歴史にも関係してくることから、次は歴史をみてみましょう!
八雲神社、鎌倉(大町)の歴史とは?
境内にある立派なご神木の根元に鎮座する新羅三郎の「手玉石」からひも解くと、この神社の歴史が見えてきました。
鎌倉・大町まつりの公式HPによると
当社は永保年中(1081~84)新羅三郎義光公の勧請と伝える。当時「後三年役」に陸奥国にて苦戦を伝えられた兄八幡太郎義家公のもと助勢に赴く途中鎌倉に入ると、たまたまこの地に悪疫が流行し住民が難儀しているのを知り、これを救うため京都の祇園社を勧請し篤し祈願されたところ、たちまち悪疫退散し住民は安堵し難を救われた。以後住民は祇園さまとあがめ深く信仰してまいりましや。鎌倉の「厄除さん」といわれる由縁である。
新羅三郎である源義光が、鎌倉を通った際に鎌倉の人々が疫病にやられて苦しんでいるのを知り、祇園社を勧請して、鎌倉の人々を救ってくださっていたなんて!
鎌倉最古の厄払いの神社として、鎌倉の特に大町の皆様の拠り所になっている神社なのが深く頷けます。
前述の「手玉石」も約1,000年昔の新羅三郎のものという言い伝えがあるものだったんですね。さりげなく置いてある石でしたが、やはり見どころで間違いないですね!
八雲神社、鎌倉大町の「大町まつり」とは?
鎌倉っ子が心待ちにする夏祭りの一つと言っていいのが、八雲神社でおこなわれる「大町まつり」です。
大町まつりのHPによると
鎌倉大町まつりは、京都の祇園祭、福岡の博多祇園山笠、福島の会津田島祇園祭、長野の深見祇園祭に並ぶ祇園祭として、鎌倉に九百年伝わる大祭式例祭です。 祭は、毎年7月7日から14日の間の土曜から三日間行われます。 土曜日は、午前に例大祭、午後に神幸祭、そして夕刻に神輿ぶりが行われます。 翌日曜日は、夕刻八雲神社境内にて神賑として演芸大富くじ大会が開催されます。 終日の月曜日には、夕刻八雲神社境内にて盆踊りを行った後、還幸祭を行います。 奉舁する者も、拝観する人も「悪疫退散招福繁昌」が約束されると古くから語り伝えられています。
毎年、7月の7日~14日の土曜、日曜、月曜の三日間でおこなわれる、900年の歴史のあるお祭りなんですね!
著者も行ったことがありますが、とても趣があり、「ザ・日本の夏祭り」の風情たっぷりで、大好きな夏祭りのひとつです。
ちなみに、令和4年度は規模を縮小して行われましたが、令和5年の夏は久しぶりに本格的な「大町まつり」が再開するのではないかと、いまからとても楽しみ!
カレンダーによると、令和5年は、7月8日(土)、9日(日)、10日(月)の3日間♪ 忘れないようにメモしなくっちゃ!
鎌倉、八雲神社(大町)へのアクセスは?
八雲神社へは、鎌倉駅東口から徒歩10分ほどでいけます。
神社専用の駐車場や駐輪場はなく、ひっそりと住宅街に馴染んで佇む神社です。
近くにコインパーキングがあるにはありますが、なにせ駅近のため、満車なことも多く、車はおススメしません。
また、近すぎてバスもなく、近すぎてタクシーも怒られそうな距離なので、ほぼ徒歩一択な気がします。
大町は、鎌倉でも下町っぽい温かさを感じる場所なので、ぜひ散策を楽しんでくださいね!
ぜひ、鎌倉最古の厄払い神社にお参りして、パワーチャージ&厄払いをしてもらってくださいね!
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