鎌倉・覚園寺(かくおんじ)の見どころは?紅葉?黒地蔵!?仏像も?駐車場やアクセスは?

鎌倉・神社仏閣

覚園寺(かくおんじ)についてご紹介します!

覚園寺とは、「鎌倉殿の13人」でも話題となった主人公・北条義時ゆかりのお寺で、なんといっても仏像が素晴らしく見ごたえがあります!

鎌倉観光協会のHPには

鎌倉で最も鎌倉らしい寺と言われる「覚園寺(かくおんじ)」

と紹介されています。

覚園寺の仏像ってすごいの?

我が家から一番近いお寺が覚園寺ということもあり、何の前知識なく参拝に行き、あまりの仏像のすばらしさに衝撃をうけました!

境内は撮影禁止の為、お見せできませんが、個人的には特に十二神将の武神がめちゃくちゃかっこよかったです。

覚園寺の公式HPには

本尊は薬師如来坐像で鎌倉時代の様式です。
その両脇に
日光菩薩坐像・月光菩薩坐像が安置され、
左右には十二神将立像がまつられています。
すべて国の重要文化財となっています。

十二神将は薬師如来およびその信者を守護する
12体の武神で、
子・丑・寅など十二支の象徴が
頭上に飾られています。

というわけで、仏像はとにかく見ごたえがあるので、仏像好きなら必見です!是非参拝されることをおススメします。

 

覚園寺の黒地蔵ってなに!?

覚園寺の近くに住んでいると「黒地蔵ってなに?行ったことある?」と聞かれることがあります。

黒地蔵(くろじぞう)とは、正確にいうと黒地蔵縁日のこと。

覚園寺の公式HPによると

毎年八月十日(八月九日夜半過ぎから十日正午まで)は黒地蔵尊が亡くなられた方々へ私たちの気持ちや願いを運びとどけてくださる縁日として施餓鬼法要がおこなわれます。新盆をむかえられる方が三年間つづけて縁日に参拝供養すると亡くなられた方は必ず成仏なさることから多くの参拝者が亡くなられた方の供養におとずれます。

施餓鬼とは、亡くなられたご先祖様、ご家族、知人友人の霊だけでなく、縁もゆかりもない霊も含めて万霊を供養することです。 私たちの幸せを願い護ってくださる霊だけでなく、私たちに関わりない、あるいは望ましくない霊に対しても供養する心をもつことは、私たちがさらに生きていく上で出会う喜怒哀楽、そのすべてを平静にうけとめ、前にすすむゆるぎない大きな心(これを仏教では安心といいます。)を育てることになります。

新盆を迎えられる方はもちろんのこと、お盆の前に先祖供養のため、ひいては自分とご家族のため、宗派を問わず、どうぞ施餓鬼の供養塔婆を申込み下さい。
※事前申し込みは当年の七月から開始し、八月十日正午まで受付をいたします。

この黒地蔵の日(8月10日0時~)は、普段この時間、地元民でもほとんど歩く人のない夜道をぞろぞろと人影が・・・。

そう鎌倉のこの細くて暗い道を、覚園寺をお参りされるたくさんの方が歩きます。普段人通りのない真夜中に、初めてこの光景を目の当たりにしたときは、びっくりしました!

昨年秋、「鎌倉殿の13人」効果で、覚園寺へ参拝される観光客が一気に増えて、平日昼間でもたくさんの観光客のみなさんが覚園寺へ行かれているのを目にしましたが、、、

今年の黒地蔵の人出はいかに!?

夜中にお寺を参拝する機会もなかなかないので、とても非日常な異空間での体験ができますし、境内はとても幻想的なので、黒地蔵縁日もとてもおススメです。

8月9日の深夜にあたる8月10日0時からですので、お間違えなく!

コロナ以前は、門をくぐってから拝観料を支払う受付までのスペースで鎌倉の地元のお店がこだわりの飲食を出していたり、ホントにちょっとした縁日でした。

今年は、きっと出店も復活するのではと期待しています!

 

覚園寺の見どころは?

ここまで書いたら、見どころばっかりという感じですが、まだ書いてない特筆すべきこと!

それは、夏は紫陽花、晩秋は境内の紅葉が最高にきれい!!!

もともと気持ちのいい清々しいお寺ですが、夏の紫陽花と秋の紅葉がさらに参拝してよかったと思わせてくれます。

2022年の紅葉は少し遅かったのか、12月20日前後が一番見ごろだったように思います。

特に紅葉は、息をのむ美しさですので、紅葉の季節の覚園寺は本当におススメです。

是非、行かれてみてくださいね!

覚園寺 駐車場ってあるの? アクセスは?

覚園寺の駐車場

覚園寺専用の駐車場があるにはあります!

ただ公式HPに

駐車場(拝観、参拝者は無料)がございますが、覚園寺までいらしていただく道は、鎌倉ならではの大変細い道です。
対向車が来た場合は、相手に譲れるおおきな心をもち、気をつけて運転をおねがいします。

とあります。

実は鎌倉宮から覚園寺へ向かう細い道が、ただ細くて狭いだけじゃなくて、片側が川になっているんです。

そして、私はなんどもその川にタイヤが落ちてはまっている車を目撃したことがあるので、決して無理して覚園寺の駐車場を目指して細い道を行かれませんように・・・。

大きな車に乗られている人、車の運転に自信がない人は、鎌倉宮までバスできて、そこから歩かれるのを強くお勧めします。ただし、バスは夜中は運行していませんが・・・

また、鎌倉宮のバスターミナル先にも、15台ほど駐車できます。そこに駐車して歩くのも風情があっていいですよ。

つきあたり鎌倉宮を右に曲がって、すぐ左、覚園寺へつづく細い道の入り口手前に駐車場「二階堂タイムズ」がありますよ!

覚園寺へバスでの行き方

日中でしたら、鎌倉駅東口改札出て、右すぐにある5番のバス停「鎌倉宮(大塔宮)行」に乗って、終点で降り、そこから歩いて10分弱といったところです。

なかなか鎌倉のこのおどろおどろしい真っ暗道を歩く機会もないと思いますので、是非年に一度の非日常体験を味わってみてはいかがでしょうか?

 

以上、地元民目線の覚園寺の紹介でした。

魅力のわりにあまり知られていない知る人ぞ知る穴場なお寺だと思うので、ぜひご興味持たれた方は、参拝してみてくださいね! とってもおススメです。

 

◆覚園寺

鎌倉市二階堂421

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