鎌倉の数ある神社からおすすめの神社をご紹介!
まずは、鎌倉宮(かまくらぐう)です。
大塔宮[だいとうのみや]とも言い、また[おおとうのみや]という読みも間違いではないようです。ただ「おおとうのみや」は聞いたことがなく、地元民は親しみを込めて「だいとうのみや」と呼びます。
※トップの写真は、2024年2月末の鎌倉宮の鳥居&春を告げる満開の河津桜
鎌倉宮、怖いって本当!?
鎌倉宮について、「怖いとこ?」と聞かれることがあります。
確かに調べてみるとそういう記事もちらほら・・・。
なんでそんな噂があるのかなと調べてみると、元々の鎌倉宮の由緒に関係している模様。
※鎌倉宮(公式ホームページより)
鎌倉宮の御祭神である大塔宮・護良親王は、幼少より英明・勇猛な御方でした。比叡山延暦寺の天台座主となられた親王は、父帝・後醍醐天皇が目指された理想の為に御自ら奮闘・活躍され、遂に鎌倉幕府打倒を果たされて平和な世を実現、征夷大将軍・兵部卿に任ぜられました。しかし、足利尊氏の陰謀によって鎌倉二階堂に幽閉の御身となり、建武2年(1335)旧暦7月23日、御年28歳にて苦闘のご生涯を閉じらたのです。明治天皇は、親王への追慕の念が真に篤く、明治2年(1869)勅旨を以て一社をご創建され御自ら社号を鎌倉宮と定められ、永く親王の御霊を祀られました。そして同6年(1873)には明治天皇の行幸を仰ぎ、官幣中社に列格されたのです。
鎌倉宮がもともと護良親王が幽閉されていた場所だったことから、そういう話がうまれたのかもしれません。
私は霊感がまったくないので、参考にならないかもしれません!
が、怖いと感じたことは、正直一度もありません。
鎌倉宮は神社ならではの清々しい空気に満ちていて、いつも気持ちのいいパワースポットです。
ですので、お参りしたいけど、怖いのはやだな~と思っていた方、安心してぜひ参拝にいらしてくださいね!
「鎌倉で薪能する神社は?」と言ったら、鎌倉宮です!
鎌倉の秋の風物詩ともいえる「鎌倉薪能」。
そうです、鎌倉で薪能をする神社といえば、この鎌倉宮なのです!
毎年、秋になると薪能の舞台の大規模な工事がはじまり、その風景を見ると「あぁ~、今年ももう薪能の季節か!」と思います。
今年の「鎌倉薪能」はいつ?
コロナ禍でしばらく開催されていなかったのですが、この度2023年の秋、5年ぶりの開催が決定!
第65回鎌倉薪能は、2023年10月6日(金)に開催されました!
開場 17時
開演 18時
終演 20時30分
鎌倉駅構内やらいろんなところで、ポスターが掲示されているのを見かけます♪
今年の演目は?
- 素揺「翁」 今春 憲和 (シテ方 今春流81世宗家)
- 狂言「六地蔵」 野村 萬斎 (狂言方 和泉流)
- 能 「放下僧」 今春 安明 (シテ方 今春流80世)
と、発表がありました。
5年ぶりの「鎌倉薪能」となりました。
「鎌倉薪能」チケット料金は?
- S席 9,000円(税込)
- A席 7,000円(税込)
です。
ただし、8月20日10時よりチケットが販売されましたが、2023年8月21日の昼時点でS席は完売していました!
毎年、とても人気です!
ぜひお早めに購入を!!!
鎌倉宮の皿割りとは!?
鎌倉宮に行ったら、みな気になるのは「皿割り」です。実は、歴史はそう古くないです。いまの宮司さんになってはじめたことですので、20年弱といったところでしょうか?
ですので、古くからこのあたりに住む地元民的には最近のものという感じのものですが、しかし、なかなか人気です!
皿割りとは、素焼きの小さい丸いお皿のようなものがあり、息を吹きかけて、自分の中にある厄をすべてそこに吐き出して、思いっきり「厄割石」で割るというもの。
お皿を思いっきり割る機会は日常生活でなかなかないので、ちょっとした非日常と爽快感(?)ようなものが感じられ、東京から参拝した友人は、厄払いできたと喜んでいました。
ちなみに、厄割石の初穂料は100円とリーズナブルですので、ぜひ落としたい厄がある方はお試しください。
鎌倉宮での安産祈願は? ご利益はいかに!?
鎌倉宮は我が家の氏神様でもあるので、息子の際の安産祈願をしていただきました。コロナ前でしたので、事前に予約が必要か社務所に確認行ったら、特に不要とのことで、当日いきなり押しかけて、戌の日の安産祈願をしていただきました。
とても厳かな空間で、宮司に安産祈願していただき、終了後に「これで、もうなんの心配もいりません!」と言っていただきました。
おかげさまで、なんだか本当に根拠ない自信がうまれw、実際にスーパー安産でした🙌
結果的に、不安だらけだった初めての出産の一筋の光になってもらえた気がして、鎌倉宮で安産祈願をやって、とてもよかったと思っています。
ちなみに、こちらがその際に頂いたものです。
なお安産祈願の初穂料は、不躾に社務所へ確認したら、たしか「5,000円以上のお気持ちで」と言われ、一万円包んだように記憶してます。金額で多少の中身の差がでるのか否かはわかりません。神社によっては、腹帯を持参とあったので、ここはすべてセットになっていただけて、ありがたいなと当時(約4年前)思ったのを覚えています。
ですので、とてもおススメですよ!!!
コロナ禍では事前予約だったりもしたようですが、現在は以前にもどり
・事前予約不要
ですので、ふらりと行って大丈夫です。
皆様の幸せを願って初宮詣・安産祈願・厄除・車のお祓い・流行病除・七五三詣・商売繁盛・心願成就・病気平癒・心身安泰・方位除・攘災招福・試験合格・学力向上・目標達成など (その他不明な点は窓口にてお訪ねください)年間通して随時受付しております。(朝9時より夕方4時半まで)事前の予約は不要です。※ 日により、祭典神事や行事などがある場合がございます。遠方より御参拝の方など御心配事がございましたら、お気軽に社務所までお電話ください。その日の境内状況等を丁寧にご説明させていただきます。鎌倉宮社務所電話 0467-22-0318
さて、ここまで読んだら、鎌倉宮に行ってみたくなりましたか?
鎌倉宮は、鶴岡八幡宮ほどメジャーじゃないので(たまに、間違われますがw)知る人ぞ知る感もあり、本当におススメです。
是非、参拝にいらしてくださいね♪
いざ鎌倉宮へ<アクセス>
鎌倉駅東口(小町通りなどがある賑やかな方)改札出て、右すぐの5番バスで終点「大塔宮(鎌倉宮)」
通常は駅から13分で終点着ですが、週末は渋滞で時間がかかることもあるのでご注意を!
鎌倉駅東口改札出て、左すぐのタクシー乗り場へ。
運転手さんに「鎌倉宮まで」! 通常でしたら、10分ほどで1,000円強です。
週末は、タクシーはすごい行列でなかなか来なくて乗るのは一苦労なので、あまり期待しないほうがいいかも・・・。
鎌倉駅東口→小町通り→鶴岡八幡宮→頼朝の墓→荏柄天神→鎌倉宮
歩きながら名所は結構たくさんあり…駅から寄り道しないで、徒歩約30〜40分といったところです。お天気がよければ、歩きもいいですよ。
以上、鎌倉宮についてでした。
たまに、鶴岡八幡宮=鎌倉宮と思われている方と遭遇しますが、まったく別の神社ですので、どうぞお間違えないように~
是非参拝にいらしてくださいね!
また、3年ぶりに開催されました2023年の夏祭りについては、こちらにまとめていますので、ご興味あればぜひどうぞ~
また、鎌倉宮の前にある「宮前」というお蕎麦屋さんもとてもおススメ!
鎌倉宮散策の帰りにお腹がすいたら、どうぞ~♪
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